Workshop概要

日常を輝かせる瞑想習慣

〜1日10分で心が変わるヨガの教え〜

第1回：7月12日（金）/ 第2回：8月16日（金）/ 第3回：9月13日（金）/ 第4回：10月4日（金）
〈毎回開催時間〉19:30〜21:00

いつも忙しく動き回る心を鎮めるヨガの学び。
瞑想が良いと聞いたことがある方多いのではないでしょうか？
実践したけれど集中できないと感じた方や、難しいと感じている方も多いと思います。ストレス過多な現代人へ、日常に活かせるヨガの叡智として『メディテーション（瞑想）』をお伝えします。ストレスをゼロにするよりも、上手にバランスを取っていくための心のヨガ。瞑想に至るまでの準備、自分に合った瞑想を見つける練習、日常に活かせる10分瞑想の第一歩として役立つ瞑想ワークショップです。どなたでも参加して頂ける内容となっています。自分の心を観察してみることから始めましょう。
 
4回コースとなります。毎回違う講義と実践となり、4回終えて自分にあった瞑想を得るように組み立てていますので、4回すべての受講をお勧めしますが、各回ごとに学び体感できるワークショッププログラムで、単体受講でもご満足いただける内容となっていますので、お気軽にご受講ください。

開催内容

Auspicious-Yoga&Ayurveda主宰　Mao

日常を輝かせる瞑想習慣講義と実践

　ヨガの聖典には、ヨガとは心の波をおさめることと記されています。その為に瞑想が効果的だとも書かれています。現代のヨガではポーズをとることをイメージされる方もいますが、これは瞑想に至るまでの準備です。自分の心を知らなければ、心の波の正体を知らなければ、それを鎮めることは出来ません。日常生活では心に様々な波の原因があります。例えば『ストレス』ストレスとは外部からの刺激により生じる緊張です。この刺激が心の波の原因の一つです。緊張が悪なのではなく、緊張状態で長時間いることが心を疲弊させます。日常生活で緊張をゼロにするのではなく、上手に心の波を鎮める術を学びます。
 
瞑想とはどのような状態を指すのか？瞑想に至るまでの過程はどのようなものなのか？瞑想の種類や効果とは？簡単な瞑想についての講義を、経典ヨガスートラの教えをもとにお話してから実践し、終わった後に参加者とシェアリングの時間を設けます。

第1回ワークショップ内容

7月12日（金）

〈瞑想講義：45分〉瞑想とは　〜心を知る〜
〈瞑想実践とシェアリング：45分〉プラナーヴァ瞑想

 

瞑想講義

瞑想とは　〜心を知る〜

瞑想とはどのような行為を指すのでしょうか？ヨガとはポーズを取ることだけでないように、瞑想も座って動かず無になるだけではありません。瞑想とは心がどのような状態なのでしょうか？そもそも心とは何なのでしょうか？まずは自分の唯一無二の心の性質について理解しましょう。

瞑想実践とシェアリング

プラナーヴァ瞑想

〜最高位のマントラ『オーム』。A・U・Mの３つの音に宿る神と意味。声が波のように重なることで生まれるエネルギーと静寂を味わう瞑想〜
マントラを使う瞑想の中でも、聖音AUMを唱える瞑想をプラナーヴァ瞑想と言います。1人でも効果的ですが、複数の人と同じ場所で実践することでより強い音の波動を生み出します。自然のAUMの波が終わると、自分の内面で静かな余韻が残り、その内に無音へと辿り着きます。丁寧に一音ずつ声に出すことで生まれる無の空間は瞑想の入り口です。

第2回ワークショップ内容

8月16日（金）

〈瞑想講義：45分〉瞑想の準備　〜心の波を知る〜
〈瞑想実践とシェアリング：45分〉ジャパ瞑想

 

瞑想講義

瞑想の準備　〜心の波を知る〜

瞑想するための準備について考えます。心について学びを深めた後は、その心に現れる波の正体について学びます。心がどのような時に波を生み出すのでしょうか？そして現れる波には2種類あり全てが悪ではありません。心を瞑想状態から遠ざける波の性質について理解しましょう。

瞑想実践とシェアリング

ジャパ瞑想

〜マントラを108回唱える瞑想。108回数えるためのマーラ（数珠）の使い方、数珠がない場合の数え方〜
ヴェーダの聖典に残された古いマントラを108回唱えます。108という数字には意味があり、マントラの詠唱に回数を数える邪念が生じないようにマーラ（数珠）を使います。ご自身のマーラがある方はお持ちください。正しい使い方を学び練習をしましょう。誰でもどこでもできるのがヨガの素晴らしさです。マーラがなくても数を数える方法はありますのでご安心下さい。無心にマントラを繰り返した後の余韻を味わいましょう。

第3回ワークショップ内容

9月13日（金）

〈瞑想講義：45分〉実践と効果　〜心の波の鎮め方を知る〜
〈瞑想実践とシェアリング：45分〉プラーナ瞑想

 

瞑想講義

実践と効果　〜心の波の鎮め方を知る〜

瞑想を実践すると必ず効果が現れます。これがカルマの法則です。ヨガの修行者はもちろん、そうでない方にも瞑想は効果的と言われます。それは一体どのような効果があるからでしょうか？心と心に現れる波の本質を理解したら、波を鎮める為の方法としての瞑想を理解して実践に活かしましょう。

瞑想実践とシェアリング

プラーナ瞑想

〜呼吸という目には見えないエネルギーを観察する瞑想。呼吸を視覚化しながら意識を今に繋ぎ止める瞑想。〜
呼吸は目には見えないけれど、今行っている唯一の行為です。無意識にできる呼吸に、どこまで丁寧に意識を持って繋がることができるのかを体感します。プラーナの流れを視覚化しながら、吸う息で神が自分に宿り、吐く息で外の世界と一つになる。So（我は）Hum（神なり）と心で唱えながら呼吸を捧げる、ソーハム瞑想へと繋げて行きます。

第4回ワークショップ内容

10月4日（金）

〈瞑想講義：45分〉瞑想の先　〜日常生活への活かし方〜
〈瞑想実践とシェアリング：45分〉メッタ瞑想

 

瞑想講義

瞑想の先　〜日常生活への活かし方〜

のワークショップでは、瞑想を日常に生かすことが最大の目的です。心はいつも瞑想的な状態ではないからこそ、日常生活で現れる小さな波を鎮める手法として、瞑想を取り入れて行きましょう。自分に合った瞑想法を１日１０分から初めてみる。その効果は４ヶ月続ける間に変化をもたらします。

瞑想実践とシェアリング

メッタ瞑想

〜慈悲の瞑想。自分の幸せを祈ることから始め、蓮の花が開いていくように、自分の周囲へと祈りを広げていく瞑想〜
バクティ（愛）ヨガでも、自分にないものは捧げられないという教えがあります。そして万物に
神を見出しなさいという愛のヨガの道です。まずは大切な自分自身の幸せを祈ります。そして自分が好きな人、自分を好きな人の幸せを祈ります。その愛は自分が好きではない人や、自分を好きではない人にも広がり、最後には生きとし生ける全ての存在の幸せへの祈りと、大きな愛に変わって行きます。